image · pastoral × balanced (proxy)
この場所の物語
上大井駅の木造の改札を抜けると、ひょうたんの看板が静かに迎えてくれるんです。
酒匂川沿いの水田と、丘陵に広がるみかんやうめの畑が、ふだんの風景としてそこにある。篠窪峠には矢倉沢往還の道筋が今も残っていて、江戸の旅人が踏んだ土と、自分の靴が同じ場所に乗っている、そういうぐあいの近さがあるんですよね。
了義寺の境内には樹齢八百年を超えるシイノキがあって、晴れた日には富士山が見えるといいます。大井バスストップからは新宿や羽田空港方面へ直接バスが出ていて、都市とのつながりをちゃんと持ちながら、農村の手触りの中で暮らせる場所なんです。
八月の大井よさこいひょうたん祭の頃、町はすこしだけ違う顔を見せる。ひょうたん菓子「福ふく瓢箪」を手に取りながら、この土地が長い時間をかけて積み上げてきたものを、ちょっとずつ受け取れる、そういう場所だなあと思います。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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まわりを読む
この場所の中身
この地に重なるもの
- 相模金子
- 上大井
駅