image · pastoral × balanced (proxy)
この場所の物語
長芋の畑が台地のうえにひろがって、その向こうに鉢盛山がどっしりと座っている、そんな眺めが山形村のふだんの景色なんですよね。松本駅からそれほど遠くないのに、郊外型のアイシティ21と古い道祖神祭りが、ごく自然に同じ村のなかで息をしていて、ちょっとおもしろいんです。
日本アルプスサラダ街道をのぼっていくと、標高のたかい山中に清水寺がひっそりと立っていて、奈良時代から積み上げてきた時間が、石畳の感触にそのまま残っているみたいで、いいなあと思います。唐沢蕎麦集落では、扇状地の地形が育てた唐沢そばをたぐれるので、散歩ついでに立ち寄る昼ごはんとして、これ以上ない落ち着きがあります。
松本空港にも近く、買い物はイオンタウン信州山形でひと通りそろうし、自転車ロードレースの拠点でもあるから、週末に体を動かしたい人にも、PCをひらいて静かに仕事を続けたい人にも、ちゃんと居場所がある村なんです。台地のうえのすこし乾いた空気と、長芋畑の土のにおいが、この村のいちばん正直な顔だと思います。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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