西川材という言葉を、はじめて耳にしたとき、木の匂いがした気がしました。山から切り出された材が川を下り、人の暮らしを支えてきた、その記憶が飯能の町のどこかにまだ残っているんです。福徳寺の阿弥陀堂の前に立つと、その静かさが、ふだんの自分のざわつきをすこし落ち着かせてくれるんですよね。
名栗湖のほとりにあるさわらびの湯で湯につかりながら、山の輪郭をぼんやり眺めていると、ここに拠点を置いて暮らすことの、ちょうどいいぐあいが、なんとなくわかってくる気がします。伊豆ヶ岳へ向かう道も、駅から歩いて入っていける山道も、PC を閉じた夕方にそのまま出かけられる距離にあって、それがうれしいんです。秩父多摩甲斐の自然公園がすぐそこにある、という感覚は、暮らしのなかの余白として、じわじわと効いてくるものだと思います。
メッツァのあたりを歩くと、ムーミンバレーパークという、ちょっとふしぎな場所が、山里の景色とならんで存在していて、それが案外しっくりきているんですよ。飯能焼や四里餅のような、地に足のついたものが町のなかにあって、テーマパークの賑わいと、古い店蔵の静けさが、同じ通りに混ざっている。そのいりまじり方が、飯能という場所のいちばんおもしろいところだと、わたしは思っています。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
※上記リンク経由のご予約はAURAの運営を支えます(料金は変わりません)
この地に重なるもの
市内に2館。市役所から25km以内に52館。
近い25館を見る
距離は役所からの直線距離です。各館のサイトは2026年9月に確かめています。
- 福徳寺阿弥陀堂
- 秩父多摩甲斐
- 伊豆ヶ岳
- 東飯能
- 東飯能
- 飯能
- 吾野
- 東吾野
- 西吾野
- 正丸
- 吾野