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この場所の物語
大山の西麓から流れ出る日野川沿いに、酒と水の匂いがひっそりと漂っているんですよね。久米桜酒造では日本酒と大山Gビールをつくっていて、農業法人大山ワイナリーでは「郷」というワインを醸している。同じ山の水が、それぞれちがう顔で瓶に入っているのが、なんだかおもしろいなあと思うんです。
伯耆町には鬼伝説という古い物語が根付いていて、鬼の館ホールという名前の集会所まであるんです。鴟尾の里とも呼ばれてきた土地で、ふだんの暮らしのそばに、ちょっと異なる時間の層が重なっている感じがする。植田正治写真美術館が町の文化施設として機能していることも、その重なりをすこし豊かにしているんじゃないかなあ。
岸本温泉のゆうあいパルには冷凍サウナとフィットネススタジオがあって、山里の施設にしてはずいぶん整っているんです。JR伯備線の岸本駅と伯耆溝口駅、それに米子自動車道の溝口インターチェンジがあるから、外から来ても、ここに根を張っても、どちらの使い方もできる。大山国立公園のますみず高原が近くにあって、スキー場もある。この土地は、のんびりしているようで、けっこうちゃんと開いているんですよね。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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この場所の中身
この地に重なるもの
- 大山隠岐
- 岸本温泉
- 岸本
- 伯耆溝口
自然公園
温泉
駅