ONSEN 宮城県
青根温泉
Aone Onsen
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温泉

アオヌキの木の根もとから湯が湧いた、というはじまりの話が、なんだかこの場所の性格をそのまま語っているんですよ。蔵王の東側の傾斜地にぽつりぽつりと宿が並んでいて、あたりはほんとうに静かなんです。伊達氏の御殿湯として使われていた時代から、この湯はどこか「ふだんの暮らしを手当てする場所」という手触りがあるんだなあ。

湯元不忘閣は江戸の頃からつづく宿で、その名前に「忘れない」が入っているのが、ちょっとうれしい。大湯という共同浴場は一度なくなりかけて、また復活して、名号湯も貸切風呂としてよみがえったんです。火災と再生をくりかえしながら残ってきた場所には、時間のたたみ方がすこしちがう。

長く滞在して浸かって、歩いて、また浸かる、という日々がここでは自然に成り立つんですよ。多拠点で暮らす人にとっては、山の気配のなかで生活を整えなおす拠点になりそうです。訪日の旅人には、藩主の湯治という文化ごと体にしみこむふしぎな経験になるんだろうと思います。

基本情報
所在宮城県

宮城県柴田郡川崎町の蔵王連峰東側に広がる温泉地。江戸時代から伊達氏の湯治場として栄え、鎌倉時代から宿営業の歴史を持つ。

地図
歴史
1528年開湯, 丹野村, 伊達氏御殿湯, 青根温泉大火(1906年), 皇族迎賓の湯, 名号湯, 青根御殿, 木地細工所
アクセス
宮城県柴田郡川崎町所在。蔵王連峰東側。
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