温泉
この場所の物語
湯の匂いだけが、まだそこに残っているような気がするんです。上畑温泉は、1991年に湧き出たわりと新しい湯で、カルシウムとナトリウムをたっぷり含んだ硫酸塩泉なんですよ。肌にも、血のめぐりにも、やさしくはたらくとされてきた湯です。
かつては「さわらび」に泊まったり、「ゆ〜らく」で浸かったりしながら、地元の人たちが宴会を開いたり、湯治でのんびり過ごしたりしていたんだなあ。そういう、にぎやかでゆるやかな時間が、ここにはあったんです。でも今は、施設の損傷によって運営が止まっている。
歩いてみると、土地の静けさだけが続いているような感じがします。多拠点で暮らすひとにとっては、この「止まった時間」がすこし気になる場所かもしれません。訪日客にとっては、観光地とは違う、素朴な東北の湯場のすがたがここにはあるんです。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
※上記リンク経由のご予約はAURAの運営を支えます(料金は変わりません)
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