麺
沖縄県 宮古島市
宮古そば
さちとあじ · FOOD & DRINK
具を麺の下に隠して盛る出し方が残る。汁は塩気が控えめで、紅生姜を添える。
この場所の物語
具が、麺の下に隠して盛ってあります。麺は真っ直ぐな平打ちで、汁は鰹の出汁を軸にした、あっさりしたものです。塩気が控えめなので、するすると胃に入っていくんですよ。具は、煮た豚のばら肉とかまぼこになります。ただ、それが上に載っていないんですよ。麺の下に沈めて盛るのが、この島の出し方だとされています。
理由については、説がいくつかあります。見た目をすっきり整える島の美意識から、という説明を読みました。一方で、年貢の重さと結びつける話や、具の表面を乾かさないためだ、という説も伝わっています。どれが本当かは、開いた頁の間でも食い違っていました。
だから、ここでは決めずに書いておきます。分かっているのは、目に見える事実のほうだけです。運ばれてくるのは、素のかけそばのように見える1杯です。箸を下ろして何かに当たるまで、中身は分かりません。紅生姜のほうは、小皿に盛られて別に添えられてくるんですよ。途中で入れると、汁の色までがすこし変わってきます。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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