麺
福島県 浪江町
なみえ焼そば
さちとあじ · FOOD & DRINK
極太の麺と豚バラ、もやしを濃いソースで炒める。一味を振って食べる形が続く。
この場所の物語
太い麺だけが、どこへ行っても同じなんですよね。麺の太さが、ふつうの焼そばの3倍ほどもあるんですよ。具に入るのは、豚肉ともやしだけです。ラードで炒めて、濃いソースでしっかり味を付けるんですよ。食べるときに一味唐辛子を振るのが、この土地のやり方だとされています。
50年ほど前、体を使って働く人のために考えられたと言われています。安くて、食べ応えがあって、腹持ちがいいもの。当時この町は、農業と漁業と林業で成り立っていました。常磐線の浪江駅の近くにあった居酒屋が、1955年に極太の麺で出しはじめたと伝わります。
2008年に、商工会の若い人たちが広める会を作りました。その3年後、町の全体が避難の区域になり、会の人たちも散り散りになります。それでも続けて、2013年の大会で選ばれました。いま避難先の二本松でも、同じ麺で出す店があるんですよ。太さが変わると、もう別のものになるのだそうです。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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