鍋・汁
北海道 名寄市
なよろ煮込みジンギスカン
さちとあじ · FOOD & DRINK
羊肉と野菜をたれごと煮込む。焼くのではなく汁のある鍋にして食べる形になる。
この場所の物語
70年かかって、捨てていた肉に名前が付きました。名寄では、羊肉をたれに漬けて、そのたれごと煮込みます。たれごと煮るので、焼くのではありません。肉とたれの割合が、だいたい6対4ほどになるそうです。それだけ、たっぷりたれを使うことになります。
この地域の智恵文は、大正から戦後にかけて、羊の産地でした。当時は羊毛のほうが貴重で、肉は臭みが強いので捨てられていたそうです。もったいない、ということで、1937年ごろから、臭みを取るためにたれへ漬ける食べ方が広まりました。1955年ごろには、家で食べるものとして定着します。ただ、店で出すところがほとんど無かったんですよ。
だから、外の土地へは伝わりませんでした。煮込みジンギスカン、という呼び名が付いたのは2012年の7月です。市が艦隊を作ったときに考えられました。名前が付いてから、店で出すところが増えていきます。捨てていたものが名物になるには、呼び名のほうが要ったわけです。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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