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この場所の物語
運天港から村営フェリー「いへや3」に乗ると、沖縄本島の北西へ、稲穂の島がぽつんと現れるんですよね。伊平屋村は琉球王統発祥の地と伝わる最北の有人離島で、前泊港に降り立つと、賀陽山の緑と田んぼと海が一度に目に入ってきます。クマヤ洞窟の伝説や田名のアサギの聖地のような、古い土地の気配が、ふだんの集落のすぐ隣にあるんです。
夜になると、星月夜の下で伊平屋ムーンライトマラソンが走られたりして、暗さがちゃんと残っているんだなあ、と思います。伊平屋酒造所の照島という泡盛があって、稲作の島で米から泡盛がつくられているぐあいも、ちょっとうれしい発見です。
長く滞在するなら、世界塩の探検館や伊平屋村立歴史民俗資料館をゆっくり巡ることもできるし、野甫大橋を渡って隣の野甫島まで自転車で出かける日があってもいい。沖縄そばを食べて、夏至南風の吹く時季に豊年祭やウンジャミの音を聞く、そんなふだんの時間が島のかたちをつくっているんですよね。
伊平屋島に泊まる
この場所の中身
島の上にあるもの
- 伊平屋島のウバメガシ群落
- 伊平屋島
文化財
離島