image · island × stay (proxy)
この場所の物語
渡船の停泊時間はわずか三分なんですよ。浅野から北北西へ十キロ、藍島の手前に浮かぶ馬島は、二十八人が漁港のまわりに暮らす小さな島で、響灘の風と猫の気配だけが、ふだんの音になっているみたいなんです。
台地のへりには貝やクジラの化石が顔を出すといいます。かつて金崎島と呼ばれた地面が砂州でつながった、というふしぎな成り立ちが、歩く足の下にそのまま残っているんですね。畑にはワケギが揺れていて、半農半漁という言葉が、ほんとうに日々の手の動きとして続いているんだなあ、と思わされます。
島で頼れる場所は、馬島診療所と漁港、それくらい。便利の尺度をいったん脇に置いて、渡船の時刻表と海の調子で一日が決まる暮らしを、すこし離れて眺めてみたくなる。そんな手触りの島なんです。
馬島に泊まる
この場所の中身
島の上にあるもの
- 明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業
- 馬島
- 馬島
文化財
漁港・港
離島