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この場所の物語
渡船で十七分。新宮漁港を出た船が玄界灘の小さな入り江に着くと、岸壁の猫がのそのそと迎えてくれるんですよね。相島という島は、ふだんの暮らしと、ずいぶん古い時間とが、地続きで並んでいる。
台地のあちこちに、四世紀から七世紀の石積みが残る相島積石塚群があって、そのそばを歩いていると、ここが日本海航路の要衝だった頃の話が、なんだか身近に感じられるんです。豊臣秀吉の軍勢が航海の無事を祈ったという太閤潮井の石、元寇で流れ着いた人を供養した日蒙供養塔、朝鮮通信使を迎えた藩の人たちの墓地。小さな島に、東アジアの記憶がいくつも積まれているのが、すこしふしぎ。
東端のめがね岩のあたりまで歩いて、相島灯台を見上げて、漁港に戻って相島特産のかまぼこを買って帰る。それくらいの一日が、ちょうどいいぐあいなんだなあ、と思います。
相島に泊まる
この場所の中身
島の上にあるもの
- 相島積石塚群
- 玄海
- 相島
- 相島
文化財
自然公園
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離島