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この場所の物語
高速船「しまなぎ」が女川港を出て三十分、断崖絶壁の島影が見えてくるんですよね。江島というこの島は、本土から十四キロほど離れた海の上で、平地のない急な坂道と篠竹に覆われている。五十人ほどの人がいまも暮らし、沿岸漁業と養殖を続けているんだそうです。
金華サバ、カキ、アワビ、ホヤ。並ぶ名前を眺めているだけで、金華山沖の海の濃さがすこし伝わってきます。江戸時代には流刑地に指定され、流人ころがしと呼ばれた仕置場の跡が東岸に残っている、そんな歴史を持つ島でもあるんです。
ウミネコとウトウの繁殖地でもあるこの島は、ふだんの観光地図にはなかなか載らない場所なんですよね。長く滞在するにも、暮らしの拠点として考えるにも、海を渡ってここまで来る覚悟がいる。けれどそのぶん、助け合いで保たれてきた小さな共同体の手触りが、まだそのまま残っているんだなあと思うんです。
江島に泊まる
この場所の中身
島の上にあるもの
- 陸前江ノ島のウミネコおよびウトウ繁殖地
- 南三陸金華山
- 江の島
- 江島
文化財
自然公園
漁港・港
離島