空港を出ると、すぐに風の手触りが変わるんですよね。新千歳空港のターミナルを抜けた先は、もう北海道の平野がそのまま広がっていて、農業も工業も自衛隊の基地も、ぜんぶが同じ地平線の上に並んでいる。そのおおらかな混在ぶりが、この街のふだんの顔なんです。
千歳川の名前はタンチョウに由来していて、アイヌ語でシコッペッ、「大きい窪み川」とも呼ばれてきた土地です。サケのふるさと千歳水族館に足を運ぶと、川と人のあいだにずっと続いてきたやりとりが、水槽の向こうにうっすら見えてくる気がします。キウス周堤墓群やウサクマイ遺跡群が示すように、縄文の頃からひとが選んできた場所でもあって、そういう長い時間の厚みが、街の若さとおかしなくらいうまく同居しているんです。
青葉公園には図書館もスポーツセンターもあって、ここで本を読んだり体を動かしたりしながら暮らすことが、ごく自然にできる。支笏湖温泉まで出れば、支笏洞爺国立公園の山ふところに入り込んで、恵庭岳や風不死岳をぼんやり眺めながらひと息つける。東京とも道内各地とも、鉄道や高速道路でするりとつながっているのに、日々の暮らしはひっそりと地に足がついている。そのぐあいが、ちょっといいなあと思うんです。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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この地に重なるもの
市役所から25km以内に8館。
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距離は役所からの直線距離です。各館のサイトは2026年9月に確かめています。
- 北海道・北東北の縄文遺跡群
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