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有田 窯元見学と絵付け体験
日本の磁器は、この町から始まった。 佐賀・有田。四百年前、この地で、日本初の磁器が焼かれた。有田焼。白く、薄く、硬い。それまでの陶器とは、まるで違うものだった。 きっかけは、一人の…
日本の磁器は、この町から始まった。
佐賀・有田。四百年前、この地で、日本初の磁器が焼かれた。有田焼。白く、薄く、硬い。それまでの陶器とは、まるで違うものだった。
きっかけは、一人の朝鮮人陶工だった。李参平。彼が、有田で良質な陶石を見つけたことで、すべてが始まった。
以来、有田は、磁器の町であり続けている。窯元が、軒を連ねる。トンバイ塀という、窯の廃材でつくった塀が、町の路地を彩る。
窯元見学ができる。職人が、ろくろを回す。絵付け師が、細い筆で、藍の模様を描く。その手元を、間近で見られる。
絵付け体験もある。自分で、白い磁器に、絵を描く。下手でもいい。世界にひとつの器ができる。
四百年の伝統が、いまも、ここで回っている。
佐賀・有田の窯元体験プログラム。
トンバイ塀の、あのごつごつした手触りを思い出すんですよね。窯道具の破片や耐火レンガを積み上げて作られた塀が、有田内山の路地をずっと続いていて、その向こうから今も磁器を焼く窯元の気配がしている。
17世紀に磁器生産がはじまってから、この町は焼き物とともにふだんの暮らしを積み重ねてきたんです。香蘭社や深川製磁といった窯元が今も現役で動いていて、佐賀県立九州陶磁文化館では柴田夫妻コレクションをはじめ、肥前陶磁の深いところまで見ることができる。ちょっと腕を伸ばせば、有田焼の絵付け体験もできるし、宗政酒造の観光酒蔵もある。やることが、静かに、でもしっかり、そこにある感じなんです。
町の七割が森林や山岳で、黒髪山の奇岩と修験道の歴史がすぐそこにある一方で、JR佐世保線の有田駅から列車に乗れば西九州の各地へつながっていく。ごどうふや棚田米、川魚料理といった、この土地の水と地形が育てたものを食べながら、一日を過ごせる場所があるというのは、なんだかいいなあ、と思うんですよね。
佐賀県有田町に泊まる
この地に重なるもの
- 有田町有田内山
- 柿右衛門窯跡
- 肥前磁器窯跡 天狗谷窯跡 山辺田窯跡 原明窯跡 百間窯跡 泉山磁石場跡 不動山窯跡
- 有田のイチョウ
- 黒髪山カネコシダ自生地
- 旧田代家西洋館
- 黒髪山
- 有田
- 有田
- 三代橋
- 西有田
- 黒川
- 大木
- 山谷
- 蔵宿
- 夫婦石
- 上有田