魚介の料理
千葉県 銚子市
銚子のいわし料理
さちとあじ · FOOD & DRINK
水揚げした鰯を刺身、つみれ汁、丸干しにする。港と加工場が同じ町の中にある。
この場所の物語
黒潮と親潮が、この沖でぶつかります。そこへ利根川の水が流れ込むので、餌になるものが年じゅう多いんですよね。だから鰯が、たいへんよく獲れるんですよね。千葉県の銚子は水揚げの量が多く、鰯がその中心です。いちばん脂がのるのは梅雨のころで、6月から7月に揚がるものを入梅いわしと呼びます。
食べ方が、一つに決まっていないんですよ。刺身、塩焼き、煮つけ、佃煮といったところから始まります。叩いてなめろうにも、団子にしてつみれ汁にもします。さんが焼きも、蒲焼きも、卯の花漬けもあるんですよ。同じ魚を、これだけ違う形にしてしまう港もめずらしいと思います。
港のまわりには加工場が並んでいて、干したり、塩をしたり、みりんに漬けたりします。丸干しは、頭も腹もそのまま干したもの。落とさずに干すので、乾き上がっても魚の形がそっくり残ります。生で食べる形と、何か月も置く形が、同じ港の同じ魚から出ていることになります。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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