2件の予定
北九州・関門海峡花火大会
二つの岸が、競演する。 関門海峡。本州と九州をへだてる、せまい海。その両岸、山口県下関市と福岡県北九州市が、同時に花火を打ち上げる。 海峡をはさんで、九州と本州が火で競う。約一…
二つの岸が、競演する。
関門海峡。本州と九州をへだてる、せまい海。その両岸、山口県下関市と福岡県北九州市が、同時に花火を打ち上げる。
海峡をはさんで、九州と本州が火で競う。約一万五千発。船が行きかう、せまい海に光が映る。
レトロな門司港の街並み。海をへだてた向こうに、もうひとつの花火。
二つの県、二つの島が、ひとつの海峡で出会う夜。
博多おくんち
秋に、感謝する祭り。 福岡・博多。十月、博多の総鎮守・櫛田神社で、秋の大祭が行われる。名を、博多おくんち。長崎くんち、唐津くんちとならぶ、日本三大くんちの一つ。 夏の博多祇園山…
秋に、感謝する祭り。
福岡・博多。十月、博多の総鎮守・櫛田神社で、秋の大祭が行われる。名を、博多おくんち。長崎くんち、唐津くんちとならぶ、日本三大くんちの一つ。
夏の博多祇園山笠が、疫病を払う荒々しい祭りなら、こちらは静かだ。秋の実りへの感謝。牛車に引かれた神輿が、ゆっくりと博多の町を渡る。稚児行列が続く。境内では、五穀豊穣市が立つ。甘酒がふるまわれる。巫女が「悠久の舞」を舞う。
起源は、約千二百年前。新嘗祭にあるとも伝わる。長い歴史の祭りだが、規模は長崎や唐津にはやや及ばない。だからこそ、混雑せず、間近で見られる。
同じ博多でも、夏と秋で、こんなに顔が違う。山笠の熱狂を知る人ほど、この静けさに驚くはずだ。実りの秋を、櫛田さんに感謝する。博多の、もう一つの季節。
地下鉄「櫛田神社前」駅からすぐ。キャナルシティ博多も近い。祭りのあとに、博多の旧市街を歩くといい。
博多織の帯が、どこかの店の軒先でさらりと風に揺れているような街なんですよね。博多湾に開いた港から大陸の文化が入ってきて、商人たちがそれを町の隅々に染みわたらせて、武士の城下町と商人の自治都市がそのまま重なって今日まで来た、そういう重層感が、天神の百貨店の並びを歩いていても、博多どんたく港祭りの人混みの中にいても、ふとよみがえってくるんです。
JR博多駅を起点に九州各地と高速道路でつながっているから、ここに拠点を置いてしまえば、荷物を解かなくてもどこへでも動ける。福岡空港も近くにあって、ICT産業や出版・印刷業が街に根づいているから、PCひとつで仕事をする人にとっても、街のインフラがちゃんと日常のぐあいに合ってくるんですよ。
海の中道や志賀島は玄海国定公園の中にあって、博多湾を挟んで市街地の向こう側に自然海岸がそのまま保たれている。辛子明太子やもつ鍋といった食の固有名詞が日常の買い物の棚に並んでいて、博多祇園山笠の熱気が夏の路地に残っている、そういうふだんの暮らしのそばに、ちゃんと野性のある海と島があるのが、この街のいいところだなあと思います。
福岡県福岡市に泊まる
この地に重なるもの
- 千仏鍾乳洞
- 夜宮の大珪化木
- 平尾台
- 旧松本家住宅(福岡県北九州市戸畑区一枝)
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- 部埼灯台
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- 南河内橋
- 旧門司三井倶楽部
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- 小倉
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