image · pastoral × balanced (proxy)
この場所の物語
ペンケウタシュナイ川が、市街地のまんなかをさらりと流れているんです。その川沿いを歩くと、かつて何万人もの人が暮らしていた痕跡が、静かに地面に残っていて、それが妙にしっくりくる。
神威岳をはじめとする夕張山地の山々に囲まれたこの小さな町は、かもい岳国際スキー場と市営かもい岳温泉を軸に、ふだんの一日をゆっくり組み立てられるぐあいになっているんですよね。PCを開いて、湯に入って、また歩く、という日々が、山と静けさのなかで案外すんなり続く。
炭鉱の採掘跡地を使ったワイナリーが開業を目指しているというのも、この土地らしい動きで、石炭を掘っていた場所でブドウを醸すというのは、ちょっとふしぎでいいなあと思う。歴史の地層をそのまま使って、新しいものをつくろうとしている。
訪日客がここに来たとき、観光地らしい賑わいではなく、北海道の山町が静かに次の章を書こうとしている、その現場に立ち会う感じがするんじゃないかと思うんです。ワインとスキーと温泉と、川の音だけがある場所。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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