祭事
秋田県仙北市角館町 市街中心部
角館祭りのやま行事
Kakunodate Festival: When the Samurai Town Collides
祭事 · Festival
9月7日から9日。
みちのくの小京都、角館が、三日間だけ荒ぶる。
武家屋敷の黒板塀の町を、
歌舞伎人形を飾った曳山が練り歩く。
おやま囃子に、手踊り。
そして夜。
曳山同士が道で出会うと、交渉が始まる。
どちらが道を譲るか。
決裂すれば「やまぶっつけ」。
山車を正面からぶつけ合う。
始まりは江戸の昔、神明社と成就院薬師堂の祭礼。
国の重要無形民俗文化財で、
ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」のひとつ。
昼の角館は、しだれ桜と武家屋敷の静かな町。
その同じ通りが、夜は木と木のぶつかる音と歓声に変わる。
曳山を出すのは十八の丁内。
人形は毎年新調され、題材は歌舞伎の名場面。
昼は神明社への参拝、夜は道を張る側との交渉。
激突は、深夜に及ぶこともある。
宿は角館の町なかに少ない。
田沢湖や大曲まで広げて、早めに押さえる。
桜の春だけが、角館ではない。
9月の三日間を知る人は、まだ少ない。
ONSEN
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