一次産業
長崎県 平戸市 大島村神浦
的山大島 神浦
Konoura Island Port Village
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
島の入り江に開けた港町。切妻平入の町家が一本道に密に並び、路地が船着き場へ下りる。
この場所の物語
入り江の平らな部分が狭いために、家は道の両側へ詰めるようにして建てられています。神浦は的山大島の入り江にひらけた港町で、切妻平入の町家が、1本の道に沿ってびっしりと並んでいるんですよ。奥行きのほうで面積を稼いでいるので、正面の間口はどれも広くありません。路地は道から船着き場のほうへ下りていて、家と船とのあいだを最短の距離でつないでいます。
2008年の6月に重要伝統的建造物群保存地区へ選ばれていて、平戸の港からフェリーで1時間弱なんですよね。人口は数百人の規模で、漁業と農業が暮らしの中心になっている島ということになります。島の港町というのは、平らな土地を家と船とで取り合うことになるんですよ。
船を置く場所と網を干す場所とを先に確保しなければならないので、家のほうが後回しになりました。結果として、細長く詰まった町並みができあがったということになるわけです。密に見えるのは詰め込んだからではなく、船に譲ったからなんですよね。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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