一次産業/通勤圏の勤め
鹿児島県 出水市 出水麓
出水麓
Izumi Fumoto Samurai Quarter
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
薩摩の外城の武家町。石垣と生垣に囲まれた屋敷が広い区画に並び、武家住宅が公開されている。
この場所の物語
区画がひとつずつ驚くほど広く取ってあって、屋敷のまわりに畑や納屋の余地が残っています。出水麓は薩摩の外城と呼ばれる仕組みの武家町で、石垣と生垣に囲まれた屋敷が、広い区画のまま並んでいるんですよ。外城というのは城を一つに集めず、領内のあちこちに武士を住まわせて守らせるやり方でした。その拠点ごとに、麓と呼ばれる集落が置かれることになります。
武士が半分は農業をして暮らしたので、屋敷にはふつうの武家町より広い区画が要りました。1995年の12月に重要伝統的建造物群保存地区へ選ばれていて、武家住宅が公開されています。人口5万ほどの市街で、九州新幹線の出水駅から車で10分ほど、熊本までは40分台で出られます。
守りの仕組みのほうが、そのまま住まいの形になっているんですよね。兵を城下へ集めずに分散させたので、一つひとつの麓は小さいまま数が多くなって、鹿児島県内には同じ造りの武家町がいくつも残ることになりました。出水麓の広さは、集めなかったという判断の結果です。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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