魚介の料理
富山県 氷見市
氷見の寒ぶり
さちとあじ · FOOD & DRINK
冬の定置網で揚がる鰤を刺身やしゃぶしゃぶ、大根と煮る鰤大根にして食べる。
この場所の物語
宣言が出てから、氷見の冬が始まるんですよ。7キロを超える鰤が、脂ののったまま安定して揚がる見通しが立つと、漁協が宣言を出します。宣言のある魚というのは、あまりありません。富山県の氷見で、旬は12月から2月にかけてです。
富山湾は深い谷が湾の底まで入りこんでいて、そこへ鰤が寄ってきます。定置網で獲るのは、400年あまり前から続いている漁の形で、氷見はその始まりの土地だと言われます。網のほうは動かさずに、ただ待ち続けるんですよ。
鰤は、育つにつれて名前が変わっていきます。富山ではツバイソ、フクラギ、ガンド、そして鰤と変わっていくんですよ。出世魚と呼ばれて、祝いの席に使われてきました。名前が変わっていく魚を、めでたいものとして扱ってきたわけです。ずいぶんうまい理屈の立て方だと思います。刺身にして、しゃぶしゃぶにして、それから大根と煮ていきます。同じ1本を、三通りに分けて食べ切るわけです。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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