商いの場/通勤圏の勤め
富山県 高岡市 吉久
高岡 吉久
Takaoka Yoshihisa Rice Town
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
米の集散地だった在郷町。サマノコと呼ぶ細桟の格子が続き、木造二階建ての町家が街道沿いに並ぶ。
この場所の物語
桟が驚くほど細く割ってある、というのがこの町の格子。吉久は米の集散地として栄えた在郷町で、街道沿いに木造2階建ての町家が並んで残っているんですよ。正面にはサマノコと呼ばれる細い桟の格子が入っていて、桟の数が多いので外からは中が見えにくくなります。
米を扱う町では、人の出入りがとても多くなるんですよね。通りに面した部分を開けておく必要があったので、開けたまま隠せる建具がどうしても要りました。2020年の12月に重要伝統的建造物群保存地区へ選ばれていて、選定としては新しい部類で、まだ古くはありません。
高岡市の市街の北側にあたり、鉄道と万葉線が使えるんですよ。富山市までは車で40分ほどの距離ですし、細い桟をたくさん入れるのは材料も手間もかかる造りです。それでも通り1本ぶんが同じ意匠で揃っているので、余裕のあった時期が長く続いたからだとしか思えません。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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