丼・飯
宮城県 山元町
ほっきめし
さちとあじ · FOOD & DRINK
北寄貝を煮た汁で米を炊く。貝は硬くなる前に取り出して戻す。
この場所の物語
貝は、硬くなる前に取り出しておきます。生の貝を醤油の割下でさっと煮て、その煮汁で飯を炊く。身のほうは火を入れすぎないように取り出しておいて、炊き上がった飯へ後から戻すんですよ。宮城県の山元と亘理に伝わるものです。
ほっき貝は正しくはうばがいといって、大きな2枚貝です。宮城の沿岸では、冬から春にかけて獲れます。山元町の磯浜の漁港は、古くから県内で多くを揚げてきました。漁協の資源管理で、獲っていいのは9.5センチ以上と決めてあります。
旬は12月から3月にかけて、3月から4月には卵を抱えて、味が濃くなります。山元と亘理では、秋のはらこめしと並べて、古くから食べられてきました。家の献立だったものが、いまは町の店の品書きにも載るようになっています。よくある道筋ですが、家で作る人が減ったわけではないようです。同じ町の秋と冬に、よく似た炊き方の飯が二つ並んでいます。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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