野菜・豆の料理
島根県 隠岐の島町
隠岐アラメの炒め煮
さちとあじ · FOOD & DRINK
島の荒布を戻して油で炒め煮にする。歯ごたえが残る。
この場所の物語
地味な一皿が、いまも島の晩に出てくるんですよ。あらめは、水深2メートルから3メートルの浅いところに生えている海藻です。港のあたりにも、よく生えています。表面がでこぼこと荒いので、その名が付いたと言われます。隠岐は日本海の荒い波にもまれるので、いい海藻が採れるのだそうです。
水深ゼロから20メートルのあいだに、藻場が広く続いています。乾かしたあらめを、2時間ほど水にさらします。すると、だんだん弾みが戻ってくるんですよ。それを人参や刻んだ油揚げと一緒に、鍋か平鍋で炒めます。最後に出汁で煮しめて、味を含ませるんですよ。
あらめ漁のほうは、いまも人の手で行われているんですよ。冬の風物詩として、島に残っている仕事です。島の小学校では給食に出るそうです。地域の集まりや、男の人向けの料理教室でも作られています。ただ、採れる量は近ごろ減ってきていて、それは関わっている人みなが知っています。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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