image · pastoral × balanced (proxy)
この場所の物語
大館曲げわっぱの薄い木の縁を指でなぞると、江戸時代から続く仕事の丁寧さがそのまま伝わってくるんですよね。天然秋田杉のやわらかな香りは、大館郷土博物館の展示室にもうっすら漂っていて、この盆地の山林がいかに深いかを、においで教えてくれるんです。
米代川が東西に貫く地形のせいか、まちの空気はどこかゆったりしていて、ふだんの買い物や散歩のテンポも、そのくらいがちょうどいいなあと感じます。大館駅前のハチ公像のそばを通るたびに、この土地が秋田犬という生きものを大切に守ってきた時間の長さを、すこし思うんです。
きりたんぽまつりや比内とりの市のような祭事が年間を通じてあって、大館樹海ドームにひとが集まる日は、まちのなかに別の体温が生まれる感じがします。大葛温泉や大滝温泉は派手な案内板もなく、田代岳の山ふところにひっそりとあって、そういう穴場をじぶんで見つけていく楽しさが、この盆地にはちゃんと残っているんです。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
※上記リンク経由のご予約はAURAの運営を支えます(料金は変わりません)
まわりを読む
この場所の中身