image · pastoral × balanced (proxy)
この場所の物語
風力発電の羽根が、野の向こうでゆっくり回っているんですよね。その隣に、何万年分かの地層を思わせるような施設が並んでいて、村の景色がちょっとふしぎな奥行きをもっている。
六ヶ所村には、尾駮沼や鷹架沼といった沼が点在していて、野鳥の声を聞きながら散歩できる鷹架野鳥の里森林公園があったり、日帰り温泉のろっかぽっかで湯につかれたりする。エネルギー産業の村、というイメージで来ると、案外ふだんの暮らしの場がちゃんとあって、すこし意外な顔を見せてくれるんです。
泊漁港では小川原湖産の大和しじみが水揚げされていて、村立郷土館には菅江真澄や尾駮の牧といった歌枕の記憶が静かに残っている。そして六趣醸造工房では、村のナガイモからつくった焼酎を手に取れる。近未来の装置と、何百年もまえから続く暮らしの道具とが、同じ村の棚に並んでいる、そういうぐあいが、六ヶ所村のいちばんおもしろいところだと思うんですよね。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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