image · pastoral × balanced (proxy)
この場所の物語
旭川家具の木の手ざわりと、旭川ラーメンのスープの湯気が、この盆地の日常をかたちづくっている、そんな街なんですよね。大雪山連峰の伏流水が産業と食をそっと支えていて、木工の美学とデザインへの眼差しが、ふだんの暮らしの中にちゃんと根を張っているんです。
長くここに居ると、旭川駅を起点にJRと道路の路線がいくつも交差している地の利が、じわじわと頼もしく感じられてくる。旭川空港もあるから、どこかへ出かけて戻ってくる、という生活のリズムが作りやすいんです。
旭山動物園や三浦綾子記念文学館、絵本作家あべ弘士が主宰するギャラリープルプルなど、文化の受け皿がいくつもそろっているのも、この街のいいところで、アイヌ語の地名チュプペツに由来する歴史の層と、国際家具デザインフェア旭川のような現在進行形の創造性が、同じ場所にごく自然に並んでいる。北海道パウダーベルトの中心に位置するカムイスキーリンクスや、就実の丘の展望スポットまで足を伸ばせば、盆地ならではの寒暖差がつくった地形の豊かさを、体ごと受け取れる。訪れた人が「こんなに奥行きのある街だったのか」と少し驚く、そういう場所だと思うんですよね。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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