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なばなの里イルミネーション
半年、灯りつづける光。 三重・桑名、なばなの里。 秋のなかばから初夏の手前まで。 数百万球のLEDが、花のテーマパークを夜ごと光に変える。 日本最大級のイルミネーション。 名物…
半年、灯りつづける光。
三重・桑名、なばなの里。
秋のなかばから初夏の手前まで。
数百万球のLEDが、花のテーマパークを夜ごと光に変える。
日本最大級のイルミネーション。
名物は「光のトンネル」。
全長200メートル、電球の花のアーチをくぐる。
そして年ごとにテーマが変わるメイン会場。
富士山、オーロラ、海。
光で風景を描く、巨大な動く絵画。
もともとは花の里。
昼はベゴニアガーデン、梅、しだれ桜、チューリップ。
夜のために来て、昼に驚く人も多い。
長島温泉、アウトレットが隣接。
名古屋駅から直行バスで50分ほど。
里の中央には展望台「アイランド富士」。
地上45メートルまでゆっくり上がり、
光の全景を、上から見下ろす。
水上イルミネーションは、池を鏡にして光を倍にする。
入場券には園内で使える金券付き。
夕食は、里のなかで済ませられる。
点灯は日没から。
冬の澄んだ日がいちばん光が冴える。
花と光を、一日で両方。
木曽三川の水が、ゆっくりと伊勢湾へ流れ込む、その河口のすぐそばに、この町はあるんです。江戸のころから川を締め切り、土地をひとつずつ育ててきた輪中の歴史が、いまも地面の下に重なっていて、そのうえでトマトが赤く実る、というのがなんだかいいなあ、と思うんですよね。
とまリッチという名のトマトが、この土地の誇りとして棚に並ぶ。鍋田川堤の桜並木を散歩して、木曽岬温泉の砂利風呂でゆっくり体を伸ばす、そういうふだんの一日が、ここではごく自然に組み立てられるんです。輪駅伝大会や桜まつりが、町の人たちの暮らしのリズムをつくっていて、よそから来た人もそのリズムに、すこしずつ馴染んでいける気がします。
水郷県立自然公園の水面と、新田開発で積み上げてきた土地の記憶と、それから木曽岬町立文化資料館に静かに収められた輪中の暮らしぶりと、この三つが重なって、ここだけの時間の感触をつくっている、そんな町なんです。
三重県木曽岬町に泊まる
この地に重なるもの
- 木曽岬温泉