2026年8月
3件
8月1日〜8月1日
日向ひょっとこ夏祭り
宮崎県日向市(日向市駅周辺市街地)
ひょっとこの面で、ずっこけながら踊る。
宮崎・日向。ひょっとこ夏祭り。ひょっとこ、おかめ、きつね。三つの面をつけた踊り手が、おどけた仕草で、町を踊り歩く。
ひょうきんな動き。腰を落とし、首をかしげ、よろける。観ている人が、つい笑ってしまう。
8月15日〜8月16日
山鹿灯籠まつり
頭の上に、和紙の灯りがともる。
熊本・山鹿。木も釘も金具も使わず、和紙と少しの糊だけで組まれた金灯籠。柱も障子の桟も中は空洞で、驚くほど軽い。一人前の灯籠師になるのに、十年かかるという。その灯籠を頭に掲げ、揃いの浴衣の女性が、千人で舞う。
8月22日〜8月23日
種子島鉄砲まつり
鹿児島県西之表市(西之表港周辺市街地)
日本に、鉄砲が来た島。
鹿児島・種子島。本州最南端のはるか南、東シナ海に浮かぶ島。
1543年、ここに一隻のポルトガル船が漂着した。乗っていた者が持っていたのが、火縄銃。日本人が、初めて見る武器だった。
島の領主・種子島時尭は、これを大金で
いつでも
毎日
高千穂の夜神楽
宮崎県西臼杵郡高千穂町(高千穂神社ほか町内各集落)
神話が生まれた土地で、夜通し舞う。
宮崎・高千穂。天孫降臨の地とされる。神々が、地上に降り立った場所。
冬になると、各集落で「夜神楽」が始まる。氏神を民家や公民館に迎え、夕方から翌朝まで、三十三番の神楽を、夜通し舞う。
演目には、天岩戸の神
毎日
国東半島芸術祭
大分県国東市・豊後高田市ほか国東半島一帯
仏の里に、現代アートが宿る。
大分・国東半島。瀬戸内海に突き出した、丸い半島。ここは古くから、山岳仏教の聖地だった。
「六郷満山」と呼ばれる寺院群。石仏。磨崖仏。千年以上、人々は山を歩き、仏に祈ってきた。
その半島に、現代アートが置かれた。
毎日
有田 窯元見学と絵付け体験
佐賀県西松浦郡有田町
日本の磁器は、この町から始まった。
佐賀・有田。四百年前、この地で、日本初の磁器が焼かれた。有田焼。白く、薄く、硬い。それまでの陶器とは、まるで違うものだった。
きっかけは、一人の朝鮮人陶工だった。李参平。彼が、有田で良質な陶石を見つけたこ
毎年12月第2土曜日前後
都城・師走まつり
宮崎県都城市、霧島神宮ほか
12月、霧島の神が山を降りてくる。
宮崎・都城。焼酎と牛肉の産地として知られる、南九州の農業都市。観光地としては、知られていない。でも、年の瀬になると、この街は変わる。
霧島神宮の師走祭りに合わせて、神輿が街を練り歩く。奉納芸能が続く。
毎年8月第1土曜
大分・府内戦紙
大分県大分市中央通り
戦国武将が、夜の大分に出てくる。
大分はかつて、府内と呼ばれた。キリシタン大名・大友宗麟の城下。南蛮文化が日本に入ってきた最初の窓口のひとつ。
その歴史を背景にした夏祭りが、府内戦紙だ。高さ10メートル近い武者の山車が、中央通りを練り歩
月〜土 8:00〜17:00頃(日曜・祝日定休)
博多・柳橋連合市場
福岡市中央区春吉1丁目
博多の料理人が、ここから1日を始める。
福岡・柳橋連合市場。昭和の路地が残る、業者向けの卸売市場。一般客も入れる。
玄界灘のサバ、対馬の穴子、糸島の野菜。博多の食の豊かさの源泉が、この路地にある。
午前中に来ると、プロが動いている。ラ
週末・祝日(通年)
宮崎・青島朝市
宮崎県宮崎市青島
南国の朝は、果物から始まる。
宮崎・青島。太平洋に面した、亜熱帯の海辺。ヤシの木が並び、青島神社がある。その周辺で、週末の朝市が開かれる。
マンゴー、日向夏、完熟トマト。宮崎の農産物は、ここで買うのが正しい。スーパーの宮崎マンゴーとは、
不定期(月1〜2回)
長崎・眼鏡橋蚤の市
長崎県長崎市魚の町、中島川沿い
日本最古の石造りアーチ橋のそばで、骨董市が立つ。
長崎・眼鏡橋。1634年、中国人僧侶が架けた橋。その名前は、川面に映る二つのアーチが眼鏡に見えることから来ている。
その橋のそばで、月に1〜2回、蚤の市が開かれる。中国の磁器、オランダの
通年(火山活動状況により立入制限あり)
阿蘇・草千里ヶ浜
熊本県阿蘇市草千里ヶ浜
活火山のカルデラの中に、草原がある。
熊本・阿蘇。世界最大級のカルデラ。その内側に、草千里ヶ浜という草原がある。
馬が草を食む。池がある。煙が上がる火口が、すぐ近くにある。
地球が生きている場所だ。
それは比喩ではない。
文字通り、地
通年(砂蒸し会館 砂楽)
指宿・砂むし温泉
鹿児島県指宿市湯の浜5-25-18
砂の中に、人が埋まる。
鹿児島・指宿。薩摩半島の南端、地熱で温まった砂浜がある。
浴衣を着て砂浜に横たわる。スタッフが、砂をかける。全身が、砂に埋まる。熱い。でも、気持ちいい。
地球の熱が、体を包む。
これが温泉なのか、体験なのか、
通年(各工房により異なる)
久留米絣・藍染め体験
福岡県久留米市
糸から、布を作る。
福岡・久留米。九州の農業都市。ここに、200年以上続く絣の産地がある。
久留米絣は、藍で染めた糸を使う。染める前に、糸を束ねて縛る。縛った部分だけが、白く残る。その白と青の組み合わせが、絣の模様になる。
完成した布
通年(各窯元により異なる)
小鹿田焼・窯元体験
大分県日田市源栄町皿山
山奥に、9軒の窯元がある。
大分・日田市皿山。谷間の集落に、小鹿田焼の窯元が9軒だけある。それ以上でも、それ以下でもない。
川の力で、唐臼が動く。唐臼が、土を砕く。砕いた土で、器を作る。その器を、登り窯で焼く。全てが、この谷の中で完結し
通年(体験事業者により異なる)
天草・陶石採掘体験
熊本県天草市
有田焼の白さは、ここから来ている。
熊本・天草。九州西岸の島。ここに、天草陶石という原料がある。
天草陶石は、白磁を作るための石だ。有田焼、波佐見焼、伊万里焼。九州の磁器の多くは、この石を原料にしている。
有名な焼き物の産地を知ってい
通年(要予約)
薩摩切子・ガラス体験
鹿児島県鹿児島市
一度消えた技術が、復活した。
鹿児島・薩摩切子。幕末の薩摩藩が生み出したガラス工芸。外国人技術者を招いて作られた、西洋と日本の融合。
明治維新後、廃れた。技術が途絶えた。
でも昭和の終わりに、復活した。残された品物を研究して、材料を再
通年
宮崎・綾町 有機農業体験
宮崎県東諸県郡綾町
日本で最初に、町ぐるみで有機農業を始めた町。
宮崎・綾町。宮崎市から車で30分。ユネスコのエコパークに認定されている自然の町。
1980年代から、町全体で有機農業に取り組んできた。農薬を使わない。化学肥料を使わない。その代わり、土を育て
通年
長崎・小値賀島 古民家ステイ
長崎県北松浦郡小値賀町
五島列島の外れに、古民家の島がある。
長崎・小値賀島。五島列島の北に位置する、人口2000人の島。フェリーで佐世保から3時間以上かかる。
その島の古民家を改装した宿が、旅行好きの間で評判になっている。古い農家や漁師の家を、一棟まるごと借
通年
熊本・南小国町 黒川温泉滞在
熊本県阿蘇郡南小国町
日本でいちばん予約が取れない温泉地に、長く滞在する。
熊本・南小国町。阿蘇の山の中、黒川温泉がある。小さな旅館が谷間に集まる、静かな温泉郷だ。
黒川温泉は、日本で最も人気のある温泉地のひとつ。でも宿の数が少ないため、予約が取りにくい。
毎年4月第3金〜日
牛深・ハイヤ祭り
熊本県天草市牛深町
漁師の踊りが、日本中に広まった。
熊本・天草・牛深。天草の南端、漁師の港。ここで生まれたハイヤ節が、船とともに日本各地に伝わり、各地の民謡になったという。
北海道のソーラン節、新潟のおけさ節。それらのルーツのひとつが、この牛深にある、と
毎年10月第3土・日
飫肥・城下まつり
宮崎県日南市飫肥
九州の小京都で、時代行列が歩く。
宮崎・日南市飫肥。飫肥藩の城下町。石畳の路地、武家屋敷、杉の森。この小さな街には、江戸時代がまだある。
飫肥は「九州の小京都」と呼ばれる。でも京都より静かで、人が少ない。その静けさが、本物だ。
10月
毎年2月下旬〜3月上旬
知覧・ひな祭り
鹿児島県南九州市知覧町
武家屋敷の部屋に、ひな人形が飾られる。
鹿児島・知覧。薩摩藩の武家屋敷群が今も残る街。庭が美しく、石垣が続く。
3月の近くになると、その武家屋敷の中に、ひな人形が並ぶ。江戸時代から伝わる古いものも、現代のものも、各家の伝統のものも。
2026年7月下旬(例年7月)
大牟田・大蛇山まつり花火大会
福岡県大牟田市(諏訪川河畔・市内会場)
大蛇が、火を吹く夏。
大牟田。かつて炭鉱で栄えたまち。夏まつりの主役は「大蛇山」。口から火花を吹く、巨大な蛇の山車。
その祭りを、花火がいろどる。炭鉱のまちの、夏の夜空。働く人びとの、汗と誇りの祭り。
大蛇の口から散る火花。空にひらく
2026年7月下旬(例年7月)
長崎みなとまつり海上花火大会
長崎県長崎市(長崎港・水辺の森公園)
異国の港に、花火が映る。
長崎。鎖国の時代、唯一ひらかれていた港。坂の街、教会の街、まじわりの街。その港で、夏の花火が上がる。
水辺の森から、海上へ。すり鉢状の地形に、音がこだまする。坂の上の家々から、街じゅうが花火を見る。
オランダ
2026年8月下旬(例年8月)
かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会
鹿児島県鹿児島市(錦江湾・本港区)
火の山の前で、花火が上がる。
鹿児島。錦江湾のむこうに、桜島。いまも噴煙を上げる、活火山。その火の山を背に、花火が打ち上がる。
西日本最大級、約一万五千発。湾の海上から、二尺玉が夜空にひらく。
桜島の噴火と、花火の炸裂。自然の火と、人
例年10月下旬に開催。荒神輿と団車のぶつかり合い。日程は年により異なります。
伊万里トンテントン祭り
神輿と山車が、ぶつかる。
伊万里トンテントン祭り。十月、荒神輿と団車が、激しくぶつかり合う。日本三大喧嘩祭りの、ひとつ。
トンテントン、という太鼓の音が、名の由来。その音に合わせ、男たちが神輿と団車を担ぎ、突進する。組み合い、押し合い、川へ
毎年7月下旬の土・日(集団顔見世は前週日曜)
日田祇園
大分県日田市 豆田・隈・竹田地区
夜、山鉾に灯がともる。
大分・日田。天領の面影を残す町、豆田と隈。七月下旬、高さ十メートル級の山鉾が、祇園囃子とともに、古い町並みを巡行する。九基。すべて、町内の人の手作りだ。
昼の山鉾も豪華だが、この祭りの白眉は夜にある。提灯を飾りつ
毎年10月23〜24日
博多おくんち
福岡県福岡市博多区 櫛田神社・博多中心部
秋に、感謝する祭り。
福岡・博多。十月、博多の総鎮守・櫛田神社で、秋の大祭が行われる。名を、博多おくんち。長崎くんち、唐津くんちとならぶ、日本三大くんちの一つ。
夏の博多祇園山笠が、疫病を払う荒々しい祭りなら、こちらは静かだ。秋の実りへ