祭事
新庄まつり
Shinjo Festival
祭事 · Festival
山車が、物語になる。
新庄まつり。八月、二十台の山車が、町を練り歩く。やたい、と呼ぶ。歌舞伎や物語の名場面を、人形で再現する。
二百七十年前、飢饉があった。多くの人が死んだ。その年の秋、藩主が、民の心を慰めるために祭りを始めた。悲しみのあとの、にぎわい。
山車は、一年で壊して、また作る。同じものは、二度と出ない。毎年、新しい物語が、町を行く。職人と町衆が、夏じゅうかけて作り上げる。
囃子が、もの悲しい。
にぎやかなのに、どこか哀調がある。飢饉の記憶が、囃子に残っているのかもしれない。ユネスコ無形文化遺産。東北の、奥ゆかしい祭り。
ONSEN
同じ県の、湯