麺
福岡県 北九州市
小倉の焼きうどん
さちとあじ · FOOD & DRINK
乾麺を戻して炒め、削り節を振る。戦後の食糧事情から生まれた形とされる。
この場所の物語
無かったから始めたものが、いまは選んで作られています。戦争のあとの小倉で、焼きそばを作ろうとした食堂の主人が、そば玉を手に入れられませんでした。仕方なく、乾いたうどんを戻して炒めます。それが始まりだと言われているんですよ。
土地の団体が決まりを7つ書き並べていて、そのうち5つは必ず守れ、としています。小倉ではいまも、乾麺のほうを使います。茹でた麺ではなく、干したものを戻してから鉄板へ載せる。そのほうが水気が出ないので、麺の表がしっかり焼けるんですよね。削り節は、鯵と鯖のものを振ります。
目玉焼きを1つ載せると、天まど、という名前になります。天窓から月を眺めた形なのだそうです。白身を雲に、黄身を月に見立てています。駅の近くには、いまも当時の店の名を継いだ食堂があります。代わりのもので始めたはずなのに、あとから決まりごとのほうが増えました。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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