温泉
この場所の物語
筑紫山地の麓に、一軒だけ、ぽつんと宿がある。それが日王の湯なんです。まわりに競うものがなくて、その静けさが、じつはいちばんの「素材」になっているんだなあ。アルカリ性の単純温泉は刺激が少なくて、ただじんわりと体を包む感じ。長く浸かっても飽きないし、疲れた日の終わりに、ふと「今夜はここにいよう」と思えるやわらかさがあるんです。
天然温泉 日王の湯は2021年に全面改装していて、ふだんの生活のそばに置きたいような、きれいに整ったたたずまいになっている。多拠点で暮らすひとにとっては、ちょっとした「仮の根」として使えそうな場所です。訪日客には、一軒宿という日本の湯の原型みたいなかたちが、すこし新鮮に映るかもしれない。
金田駅からバスで来られるのも、ふしぎと旅の気分を高めてくれるんですよ。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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