祭事
福岡県朝倉市秋月野鳥 秋月城跡
秋月の紅葉
Akizuki
祭事 · Festival
この場所の物語
カエデの数は、指で数えられるくらいなんですよ。せいぜい20本といったところで、福岡の朝倉にある秋月城跡の黒門の見頃は11月の下旬から12月の上旬になります。それでも人が来るのは黒い門に赤がかかるからで、主役は木ではなく門のほうにあるんですよね。
黒田長政の三男の長興が5万石を分けられて、秋月藩を立てました。その城の門がこの黒門で、いまは長興を祀る垂裕神社の参道に立っています。城のほうは失われてしまい門だけが場所を変えて残ったので、くぐって石段を上がっていくあいだ、頭の上はずっと赤なんですよ。
上がりきって振り返ると、門が下に見えるんですよね。黒と赤の構図を逆からもう一度確かめられますし、杉の馬場通りには露店が並んで城下町の道がそのまま残っています。たくさん見せる場所ではなく、すこしのものを長く覚えているたぐいの秋で、秋月の秋はたぶんそういうものなんですよね。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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