産地の仕事
大分県 日田市源栄町皿山
小鹿田焼の里
Onta Pottery Village
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
谷川の水で唐臼が土を搗く音が響く集落に窯元が並び、飛び鉋で削る器づくりを見られる。
この場所の物語
土を搗く音が谷にずっと響きつづけていて、小鹿田焼の里では谷川の水を使った唐臼が土を搗きます。その音が集落にいるあいだじゅう絶えず聞こえていて、唐臼は水の重さで杵を持ち上げ、落として搗く仕掛けなんですよ。電気を使わないまま、ゆっくりと土を細かくしていきます。
窯元は10軒ほどで、そう多い数ではありません。技法を家の中だけで継ぐ一子相伝の慣行があるので、外から入って始めることはできないことになっているんですよね。飛び鉋で器を削る作業もここでは見ることができますし、日田市の市街までは車で30分ほど、山あいの集落です。
集落の規模は、小さいまま保たれていることになるんですよ。土を搗くのに時間がかかるので量が最初から限られていて、量を増やすまいと決めた産地だということになります。家ごとに継ぐと決めれば窯の数は増えずに済むので、谷に響く音の速さがこの産地の上限を決めているんですよね。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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