焼き物
長野県 上田市
美味だれ焼き鳥
さちとあじ · FOOD & DRINK
焼いた鶏串に、擂った大蒜を醤油だれに溶いたものを掛けて食べる。
この場所の物語
追いかけてかける、が名前のなかに入っています。上田には、おいだれという方言があるんですよ。慣れ親しんだ仲間への呼びかけで、おまえたち、という意味です。この焼き鳥の名は、そこに2つの意味を重ねてあります。1つは、美味しいたれということ。もう1つは、焼いたあとから追いかけてかけるたれ、という意味です。
3つの意味を、たった1つの名前に入れたことになります。たれの決まりは、たった1つだけです。擂りおろした大蒜がたっぷり入った、醤油のたれであること。大蒜の風味の醤油、ではありません。大蒜たっぷりの醤油、と言うほうが近いんですよ。
始めたのは鳥正という店の初代で、宮下正三という人です。仲間と相談しながら作り上げたと言われています。いまは上田のあたりの60軒ほどが、このたれを使っています。ただし、中身は店ごとにまるで違うそうです。創業から継ぎ足す店、冬に仕込んで寝かせる店、林檎をすりおろす店。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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