麺
北海道 札幌市
札幌の味噌ラーメン
さちとあじ · FOOD & DRINK
炒めた挽肉ともやしを味噌のスープに合わせ、浮いた脂の膜で熱を閉じ込めて出す。
この場所の物語
熱いまま、最後まで熱いんですよ。丼の上には、脂の膜がしっかり張っています。持ち上げるとずいぶん熱くて、置くまで手が離せません。これは寒い土地の工夫で、ラードで蓋をして冷めないようにしたのが始まりだと言われます。始めたのは、戦後に店を出した人だと伝わります。
味噌を使うようになったのは1955年ごろのことでした。市内の1軒が試したのが、そのきっかけです。正式に品書きに載ったのは1963年になります。ラーメンの歴史のなかでは、わりあい新しいほうなんですよ。麺は水を多く含ませた黄色い縮れ麺で、太めになります。
挽肉と、炒めた玉ねぎ、もやし、キャベツがのります。焼豚ではなく挽肉なのは、炒めものと一緒に鍋で仕上げるからでしょう。丼を持つ手が、最後までずっと熱いままになります。それだけのことが、2月の札幌ではありがたく感じられます。脂の膜が、しっかり蓋の役をしているわけです。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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