祭事
愛知県豊田市足助町 香嵐渓
香嵐渓の紅葉
Korankei: A Valley Planted One Tree at a Time
祭事 · Festival
この場所の物語
11月の三河で、4000本の楓がいっせいに色を変えるんですよ。香嵐渓は巴川が矢作川へ向かう途中、飯盛山のふもとを削ってできた谷で、巴橋から香嵐橋までおよそ1キロあります。はじまりは寛永11年、香積寺11世の三栄和尚が参道の400から500メートルに般若心経を唱えながら1本ずつ植えたと伝わります。
和尚の手植えと伝わる杉が、いまも2本残っているんですよね。11種類のカエデがあるから色づきが揃わず、緋、朱、橙、まだ青いものと、同じ日に4つの秋が並びます。待月橋から見下ろすと川面まで紅く、橋の朱色と水に映る赤が重なるんですよ。
歩くなら、待月橋から香積寺までがいいと思います。山門は額縁のように紅葉を切り取り、飯盛山の頂までは参道から20分ほど、もみじまつりの期間は日没から21時まで灯りが入ります。名古屋から車で1時間、1本の木から300年たっていて、植えた僧はこの谷を見ていないのに、それでも植えたんですよね。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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