一次産業/産地の仕事
香川県 小豆島町馬木・苗羽
小豆島 醤の郷
Shodoshima Hishio no Sato Soy Breweries
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
杉桶で仕込む醤油蔵が黒い板塀の通りに連なり、もろみの匂いのなかを佃煮屋まで歩ける。
この場所の物語
木桶が、島には1000本以上あると言われているんですよね。小豆島町の醤の郷は馬木と苗羽にまたがる一帯で、黒い板塀の通りに醤油の蔵がずらりと続いています。杉の木桶を使っていまも仕込みが行われていて、木桶はこがと呼ばれ、島の中に多く残っているんですよ。
桶を作り直す技術のほうも、島の中で受け継がれています。400年の醤油造りが続いてきた土地だということですし、蔵の板塀はもろみの匂いを外へ通しながら日を遮ります。通りを歩いていくと佃煮の店に出ることになり、醤油と煮炊きの匂いがそこで混ざり合っているんですよ。
高松市から船で1時間ほどの島に、工場地帯のような一画があるんです。醤油とオリーブと佃煮の仕事があり選択肢は多いほうですし、木桶は中に棲む菌ごと引き継ぐための道具なんですよね。洗って殺菌してしまうと味が変わってしまうので、桶の数がそのまま産地の資産になっていることになります。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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