産地の仕事
茨城県 結城市結城
結城紬とつむぎの館
Yuki Tsumugi and Tsumugi no Yakata
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
真綿から手で紡いだ糸を地機で織る産地で、館内で糸紡ぎと機織りの工程を見られる。
この場所の物語
糸を機械で撚らずに、指で引き出しながらつくっていくんですよ。結城紬は結城市で真綿から手で糸を紡ぐところから始まる織物で、指で引き出すと糸に撚りがほとんどかからないことになります。そのぶん織り上がった布がやわらかくなり、つむぎの館では糸紡ぎと地機の工程を順に見ることができます。
地機というのは体で経糸を張るかたちの織り機なので、織る人の姿勢そのものが道具の一部になっているんですよ。見ていると、布より先に人のほうが目に入ってきてしまいます。水戸線で小山まで出れば新幹線が使えて都心へも届きますが、日常の買い物は車が中心で、市街は静かなほうです。
糸のもとになるのは繰れなかった繭のほうで、つまりこの織物は、はじめは副産物から始まっていることになります。1反に3人ほどの手が入り、その分け方は長く変わっていません。柄は織る前に糸へ括って入れるので布より先に絵が決まり、やわらかさは足したのではなく、引かなかった結果なのだと思います。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
※上記リンク経由のご予約はAURAの運営を支えます(料金は変わりません)
まわりを読む