温泉
この場所の物語
有明海をながめながら、湯に浸かる。それだけで、この場所の時間の流れ方がわかるんです。弓ヶ浜温泉は、1972年にボーリングで掘り当てられた、わりと若い温泉なんだけれど、赤湯と白湯というふたつの顔を持っているのがふしぎでたのしい。
同じ地の下から、ちがう泉質が湧いてくるんですよ。弓ヶ浜温泉という旅館では洞窟風呂にも浸かれて、海の気配がすぐそこにある。長く滞在するひとには、この静けさと海の広さが、じわじわと体にしみこんでくるはずです。多拠点で動くひとにとっても、ふだんの慌ただしさをいったん置いておける小さな拠点になりそうなんだなあ。
訪日のお客さんには、掘って生まれた湯と、有明海の景観がひと続きになっている感覚が、ほかではなかなか味わえないものだと思います。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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