日本酒
兵庫県 姫路市
はりまと伊丹の清酒
さちとあじ · FOOD & DRINK
県内には灘五郷のほかに二つの産地が酒類GIに指定され、それぞれの名を表示できる。
この場所の物語
近いのに、一つにまとめませんでした。兵庫の県内には、清酒の産地の名が三つあります。灘五郷が2018年、播磨が2020年、伊丹が2024年に指定されました。一つの県に三つというのは、ほかにないんですよね。
灘の名のほうは広く知られています。ただ、江戸へ船で送られる酒を早くから造っていたのは伊丹のほうでした。六甲と長尾と北摂の山に囲まれて、猪名川と武庫川のあいだに丘がゆるく広がっています。姫路をふくむ播磨のほうは、内陸の西にあって、酒米の産地です。
伊丹の酒は、口に含むとまず甘みと旨みのコクが来ます。そこへ酸と苦みが少し効いて、余韻が締まる。甘いままでは終わらないんですよ。同じ県のなかで、米を作るところと、船で送るところと、灘の大きな蔵とが、別々の名前で並んでいることになります。まとめて兵庫の酒、とは名乗らなかったわけです。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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