産地の仕事
兵庫県 小野市
播州そろばんの工房
Banshu Abacus Workshops
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
珠を挽き、竹の軸を通して枠に組む算盤の工房が市内にあり、組み立てを体験できる。
この場所の物語
珠を挽いて、竹の軸を通して、枠に組むという順で、そろばんはできあがっていきます。播州そろばんの工房は小野市の市内にいくつか残っていて、珠を挽く工程と軸を通す工程、それに枠へ組む工程が別の手仕事として続きます。組み立てを体験できるところもあって、実際にやってみられるんですよ。
やってみると、珠の穴と軸の太さの関係が微妙なのに驚きます。ゆるければ珠が落ち、きつければ動かなくなってしまうので、指ではじいたときのあの音は、その隙間の設計から出ているんですよね。つまり音は副産物ではなく、決められたものだということです。
神戸電鉄と車で三宮まで1時間ほどで市街には店も病院もあり、住宅は県内では安いほうですが、観光のための場所ではありません。計算の道具としての役目はもうほとんど終わっていて、珠は樺や柘植を使い、軸のほうには竹が選ばれています。竹はまっすぐで軽く湿気で膨らまないから使われるそうで、音のために残っている道具だというのが、なかなかいい話なんですよね。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
※上記リンク経由のご予約はAURAの運営を支えます(料金は変わりません)
まわりを読む