野菜・豆の料理
山口県
ちしゃなます
さちとあじ · FOOD & DRINK
かきちしゃを酢味噌で和える。煮干しや魚を混ぜる家もある。
この場所の物語
買うものが、一つも無い一皿なんですよ。使うのは、庭で採れる菜と、家に置いてある煮干しだけ。その二つだけで出来てしまいます。かきちしゃは下関の伝統の野菜で、かつては家々の庭で自家栽培されていました。縮れた葉の野菜で、ほどよい苦味と、ほのかな甘みがあります。
それを、揉むようにして酢味噌で和えます。揉むので、ちしゃもみとも呼ばれるんですよね。昔は、いりこを炒って、それを裂いたものを入れていました。近ごろは、しらすやなまり、酢でしめた魚など、色々と工夫して食卓に出しているそうです。旬は4月から6月にかけてになります。
生まれたのは毛利の時代で、関ヶ原の戦いによって困窮した人たちのなかから出てきたのだと言われています。買わずに一皿にする形が、そのまま残りました。名前のほうも、材料ではなく、和える手つきのほうを指しています。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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