祭事
山口県防府市、防府天満宮
防府・裸参り
Hofu Hadakamairi: A Bare-Chested Pilgrimage in Late November
祭事 · Festival
この場所の物語
十一月の夜、白い装束の男たちが石段を駆けおりる。
山口・防府。防府天満宮は、菅原道真をまつる古い社です。道真が西へ下る途中、この土地の浜に船をつけた。その縁で建てられました。
祭りのはじまりは、道真の無実を伝える使いが都から下ってきた日にあります。知らせを届ける。ただそれだけのために、毎年おなじことが繰りかえされてきたんですよ。
日が落ちるころ、拝殿の扉がひらく。掛け声が境内をゆらす。御霊を乗せた輿が、大石段をすべりおりていく。
裸坊と呼ばれるのは、川の水で身を清めたそのままの姿で仕えたからです。潔白のしるしでした。
十一月の夜は、冷えます。それでも、脱ぐ。
寒さも、祭りのうちなんだなあ。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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