菓子
茨城県 ひたちなか市
干しいも
さちとあじ · FOOD & DRINK
蒸した薩摩芋を切って干す。冬の風に当てると表面に粉が吹く。
この場所の物語
加える材料が、一つもないんですよ。蒸して、切って、干すだけなので、いまも家で作られています。茨城県のひたちなかや東海村で、海から吹く強い風を使って干すんですよ。出荷は11月から3月の半ばまでになります。風の吹く季節が、そのまま作る季節ということになります。
表に白い粉が浮きますが、これはかびではないんですよ。芋の糖が結晶になったもので、生の芋には無く、蒸すあいだに澱粉が分解されてできるのだそうです。干すうちに、内側から表へ出てきます。
那珂湊、いまのひたちなか市で、せんべい屋を営んでいた湯浅と小池という2人が製造と販売を始めてから、生産が一気に増えました。いまは、この県のものが全国のほとんどを占めています。ひたちなか、東海、那珂の三つで、そのまた大部分が作られる。作り方はいちばん簡単で、産地はいちばん狭いことになります。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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