寿司
茨城県 笠間市
笠間のいなり寿司
さちとあじ · FOOD & DRINK
稲荷神社の門前で油揚げに詰める具を変えた寿司を出し、店ごとに中身が違う。
この場所の物語
噛むまで、何が入っているか分かりません。店ごとに中身が違って、外から見ても見当がつかないんですよ。いまは胡桃だけでなく、そばやエリンギや栗を詰めたものもあります。酢飯の代わりに蕎麦を入れたものは、そばいなりと呼ばれます。
茨城県の笠間には笠間稲荷神社があって、この寿司はその門前で育ちました。もともと神社は胡桃の木の下にあったので、胡桃下稲荷とも呼ばれます。その縁で、なかに胡桃を入れたいなり寿司が売られるようになりました。
毎月17日は、いなり寿司の日と決められています。神社の名の由来になった木の実が、そのまま油揚げの中身になっているわけです。木が神社の名になり、神社が土地の名になり、土地がその実を油揚げの中へ入れた。ひと続きの理屈が気に入りました。門前の菓子が、そのまま神社の来歴をなぞっているわけです。噛んでみるまで、それがどれなのかは分かりません。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
※上記リンク経由のご予約はAURAの運営を支えます(料金は変わりません)
まわりを読む