漬物・発酵
福島県 福島市
いかにんじん
さちとあじ · FOOD & DRINK
するめと人参を細く切り、醤油と酒に漬ける。時間を置くと人参が柔らかくなる。
この場所の物語
どちらが先かは、まだ決まっていません。北海道の松前漬けとよく似ていますが、あちらには昆布が入り、こちらには入らないんですよね。一説では、1807年に松前藩が梁川へ国替えになったとき、家臣がこれを知ったのだといいます。1821年に蝦夷地へ戻るとき、持ち帰って昆布を足した。
するめと人参を、そろえて細く切ります。ざらめか味醂、酒、醤油を合わせたたれに漬けるだけなんですよ。半日で食べられますが、数日置くと、するめが戻り、人参が柔らかくなって、味が奥まで入ります。急いで食べるより、待ったほうがうまくなる漬けものです。
福島の中通りの北、福島市のあたりで、100年より長く作られてきました。もとは冬のための保存食でした。雪が多くて作物の穫れない季節に、これがずいぶん役に立ちます。旬は12月から2月にかけてになります。正月には欠かせないものとされているんですよ。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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