麺
兵庫県 豊岡市
出石皿そば
さちとあじ · FOOD & DRINK
小皿に一口ずつ盛った蕎麦を何皿も重ねて食べる。薬味に生卵と山芋が付く。
この場所の物語
積んだ皿の高さが、食べた量の目盛りになります。食べた皿を重ねて、箸を立てた高さになると、成人の男の一人前だと言われるんですよ。直径は13センチほどで、五皿で一人前。兵庫県の豊岡、出石町で出されています。
宝永3年、信州の上田から出石へ国替えになった藩主の仙石政明が、そばの職人を連れてきました。それが始まりだと言われています。幕末のころ、屋台で出すのに持ち運びが楽なので、浅い手塩皿に盛るようになりました。のちに、出石焼の白磁の皿になります。
皿には店ごとの絵付けがあって、それを見るのも楽しみのうちです。薬味は、生卵、とろろ、葱、大根おろし、山葵といったところ。いまの形になったのは昭和30年代のことだそうです。町のなかに、出す店が40軒ほどあります。決められた数を食べると、証をくれる店もあるんですよ。数えながら食べる蕎麦というのも、あまりありません。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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