鍋・汁
群馬県 富岡市
こしね汁
さちとあじ · FOOD & DRINK
蒟蒻と椎茸と葱を煮る。三つの頭文字を並べただけの名前になった。
この場所の物語
畑にあるものを3つ選んで、そのまま名前にしました。こんにゃくと、しいたけと、ねぎ。この3つの頭の音をそのまま並べて、こしね汁になりました。名前に説明が要らないというより、名前が説明そのものになっているんですよね。
富岡の婦人会の連合会が考えた汁で、この土地で穫れるものを集めてあります。甘楽と富岡のあたりは、からりとした天気が続きます。湿り気を好まないこんにゃく芋が育ち、原木で椎茸が穫れ、下仁田の太い葱ができる。その気候が、3つとも揃うところなんですよ。
入れるのはその3つだけが決まりで、あとは家ごとに違います。牛蒡、里芋、人参、豆腐、豚肉。味噌も家によって違うそうです。土地のものをたっぷり入れることになっているので、同じ名前で中身が揃いません。牛蒡が入る家の汁と、豚肉が入る家の汁は、別の食べものに見えます。いまは学校の給食にも出ています。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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